4~5月
6~7月
つながってるいきもの
モモチョッキリ
モモの実が少し大きくなる頃、突然に枝先が何本も折れてぶらさがる害に合うことがあります。枝先についていた大きくなる予定の実はだんだんしわがれてしまいます。これはオトシブミの仲間のモモチョッキリの仕業です。未熟なモモの実に産卵、手前側で枝に大きく傷を入れ、先をしわがれさせてしまうのです。成虫はゾウムシ型で紫の光沢があります。
モモチョッキリ成虫枝を切断中


モモチョッキリ成虫メス

アカイラガ(蛾)
幼虫は大きな突起に、更に二次の刺を持っていますが、イラガ科の中で刺はかなり細い方です。
アカイラガの成虫

アカイラガの幼虫

ウスバフユシャク(蛾)
ヤマウスバフユシャク、クロテンフユシャクに似ますが、本種は前翅外横線が緩やかなカーブを描きます。止まったとき左右のどちらが上になるかは、その都度変わるようで、決まってはいません。

ウメエダシャク
ウメの木を食べる有名な昆虫の一つはウメエダシャクというガです。幼虫はウメの葉を食べるシャクトリムシです。成虫は昼間ウメの木の周りをヒラヒラとゆっくり飛んで回っています。昔はそう多い昆虫ではなかったのですが、近年は庭に植えたウメなどでもよく見かけられるようになりました。よく似たガにトンボエダシャクがいますが模様が違います。
ウメエダシャク成虫



ウメスカシクロバ(蛾)

オオシモフリスズメ(蛾)
幼虫・蛹・成虫とも鳴きます(音を発します)。

オビカレハ(蛾)
オビカレハの成虫

オビカレハの幼虫

カレハガ(蛾)幼虫

クスサン蛾)

コスカシバ(蛾)

サクラケンモン(蛾)の幼虫
黒線が濃くて環状、腎状紋が淡めに浮いています。

ノコメトガリキリガ(蛾)
ウスキトガリキリガに似ていますが、本種の外縁は波打たないです。そして本種は晩秋のガです。

バラシロエダシャク(蛾)

ヒロバツバメアオシャク(蛾)
尾状突起がかなり目立つのと、外横線が半月状に彎曲するのが特徴です。

フタホシシロエダシャク蛾)

ホソバハラアカアオシャク(蛾
ハラアカアオシャクやウスハラアカアオシャクよりも小さいです。後翅の合わせ目のすぐ上、クリーム色のお腹に赤い飾毛があります。

モモスズメ(蛾)
クチバスズメに似ていますが、前翅の色、脚の色、触角の太さ(雌雄に注意)、大きさ、一番内側の横線の走り方などで区別できます。

モモノゴマダラノメイガ(蛾)
モモノゴマダラノメイガの成虫

モモノゴマダラノメイガの幼虫

ルリカミキリ
幼虫はこれらの生木の樹皮下を盛大に食べます。成虫はこれらの植物の葉にとまり、主脈を裏側から食べます。敏感ですぐに飛んで逃げますが近くにとまります。
ルリカミキリの成虫

ルリカミキリの食べ痕

やってみよう!




