フジ
Wisteria floribunda DC.
マメ科
フジ属
紫色(むらさきいろ)の美(うつく)しい花(はな)が垂(た)れ下(さ)がって咲(さ)きます。各地(かくち)にフジ棚(だな)が作(つく)られていて花(はな)の名所(めいしょ)になっています。佐賀県(さがけん)では唐津城(からつじょう)のフジ棚(だな)が有名(ゆうめい)です。秋(あき)の天気(てんき)のいい日(ひ)に細長(ほそなが)い“さや”に入(はい)ったタネは弾(はじ)けて飛(と)び出(だ)します。むかし飢饉(ききん)の時(とき)にはフジは若葉(わかば)をゆでて、熟(じゅく)したマメは炒(い)って食(た)べていました。フジのつるは丈夫(じょうぶ)で簡単(かんたん)に切(き)れないため、籠(かご)を編(あ)んだり、登山道(とざんどう)にかかる吊(つ)り橋(ばし)のロープに使(つか)われたりします。
花が咲く時期
4~5月
実がなる時期
10月
分類:落葉性木状つる
フジの花
フジの実
フジの葉
フジの樹皮
フジの冬芽

白花しろばなのフジ

つながってるいきもの

ウラギンシジミ
翅はねの裏うらが白銀はくぎん、表おもては黒くろでオスは部分的ぶぶんてきに朱色しゅいろ、メスは白しろく、素早すばやく飛とび回まわるウラギンシジミというチョウがいます。成虫せいちゅう越冬えっとうしたメスはフジの花穂かほに産卵さんらん、幼虫ようちゅうは花はなを食たべます。次つぎの世代せだいの幼虫ようちゅうはフジのつるや若わかい葉はを食たべ、その次つぎの世代せだいはナツフジの花はなを食たべ、その次つぎの代だいはクズの花はなを食たべ、最後さいごに羽化うかした世代せだいは翅はねの形かたちが尖とがっており、成虫せいちゅうで越冬えっとうします。オスの翅表しひょう内側うちがわは赤あか、メスは水色みずいろです。
ウラギンシジミ夏型なつがたオス成虫せいちゅう

ウラギンシジミ夏型なつがたメス成虫せいちゅう

ウラギンシジミ秋型あきがたオス成虫せいちゅう

ウラギンシジミ秋型あきがたメス成虫せいちゅう

ウラギンシジミ蛹さなぎ

クズの花はなを食たべるウラギンシジミ幼虫ようちゅう

ナツフジの花はなを食たべるウラギンシジミ幼虫ようちゅう

フジの蔓つるを食たべるウラギンシジミ幼虫ようちゅう

フジの蕾つぼみに産卵さんらんされたウラギンシジミ卵たまご

フジの蕾つぼみを食たべるウラギンシジミ幼虫ようちゅう

アカテンクチバ(蛾が)

アトヘリヒトホシアツバ(蛾が)

ウンモンクチバ(蛾が)

エグリトラカミキリ
成虫せいちゅうは食樹しょくじゅの伐採木ばっさいぼくや倒木とうぼくに集あつまるほか、各種かくしゅの花はなに来きます。

オオウンモンクチバ(蛾が)
昼間ひるまに見みる機会きかいも多おおいガです。前翅ぜんしの黒点こくてんは,オスでは特とくに目立めだつ個体こたいが多おおいです。またオスでは横線よこせんの縁取ふちどりがはっきりし、外縁がいえんが直線的ちょくせんてきであることも目安めやすになります。メスは斑紋はんもんが不明瞭ふめいりょうですが、ウンモンクチバに比くらべやや赤あかっぽい(橙色だいだいいろっぽい)印象いんしょう。ウンモンクチバとニセウンモンクチバには前翅頂ぜんしちょう近ちかくに角張かくばった暗色部あんしょくぶがありますが、本種ほんしゅは不明瞭ふめいりょうです。

オオエグリシャチホコ(蛾が)
卵たまごの表面ひょうめんは純白じゅんぱくで中身なかみは深緑ふかみどりです。

カシルリオトシブミ
いるいろな植物しょくぶつで見みられますが、イタドリの葉はにいることが多おおいです。

クロオビリンガ(蛾が

シモフリトゲエダシャク(蛾が)
オスは冬尺蛾ふゆしゃくがの中なかで最大級さいだいきゅうの大おおきさです。

シロオビフユシャク(蛾が

シロコブゾウムシ
成虫せいちゅうはクズで見みかけることも多おおいです。葉はを触さわっただけでポロリと下したに落おちてしまいます。

シロテンエダシャク(蛾が)

トガリシロオビサビカミキリ
広葉樹こうようじゅの枯木かれきや弱よわった木きに集あつまりますが特とくにフジに多おおいです。
トガリシロオビサビカミキリの成虫せいちゅう

トガリシロオビサビカミキリの幼虫ようちゅう

トガリシロオビサビカミキリが空あけた穴あな

トビイロスズメ(蛾が)
トビイロスズメの成虫せいちゅう

トビイロスズメの幼虫ようちゅう

ナガゴマフカミキリ
カシ・シイ類るいなど多おおくの種類しゅるいの枯木かれきに集あつまり、灯火とうかにも飛とんできます。

バラルリツツハムシ
成虫せいちゅうは初夏しょかによく見みかけますが、コナラの葉はにいるのが一番いちばん多おおいようです。

フジハムシ
成虫せいちゅうは初夏しょかに新あたらしく伸のび始はじめたフジの蔓先つるさきにいて、葉はや蔓つるの先端せんたんを食たべています。何頭なんとうか一緒いっしょに見みつかったりします。
フジハムシの成虫せいちゅう

フジハムシの幼虫ようちゅう

ホソキリンゴカミキリ
フジ・ハギ・クヌギなどの葉はにとまり、葉はの裏側うらがわから主脈しゅみゃくをかじります。

ルリシジミ
各種かくしゅの花はなに来くるほか、オスは路上ろじょうで吸水きゅうすいします。近年きんねんは北上種ほくじょうしゅのヤクルリシジミのほうがよく見みかけられます。
ルリシジミの成虫せいちゅう


ルリシジミの卵たまご

ルリシジミの幼虫ようちゅう

ワモンサビカミキリ
伐採ばっさい枝えだを積つんであったりするとよく見みかけます。

わかるかな?(3択クイズ)

問題です。

答え
不正解ふせいかい
は不正解ふせいかいです。
不正解ふせいかい
は不正解ふせいかいです。
不正解ふせいかい
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