トウカエデ | みんなの森プロジェクト

トウカエデ

Acer buergerianum

ムクロジ科

カエデ属

江戸(えど)時代(じだい)に中国(ちゅうごく)からはいってきたカエデの仲間(なかま)の木(き)なのでトウカエデ（唐楓(とうかえで)）と呼(よ)ばれます。葉(は)が浅(あさ)く３つに分(わ)かれるので三角(さんかく)カエデの別名(べつめい)もあります。タネはプロペラのような形(かたち)をしていて、長(なが)い期間(きかん)枝(えだ)に残(のこ)ります。樹皮(じゅひ)がはがれるのもこの木(き)の特徴(とくちょう)です。大気汚染(たいきおせん)に強(つよ)く街路樹(がいろじゅ)としてよく植(う)えられています。秋(あき)に葉(は)は黄色(きいろ)や赤(あか)に染(そ)まりきれいです。

花が咲く時期
4月

実がなる時期
10月

分類：落葉高木

トウカエデの花

トウカエデの実

2022.7.7 神埼市横武クリーク公園

トウカエデの葉

2022.7.7 神埼市横武クリーク公園

トウカエデの樹皮

トウカエデの冬芽

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つながってる
いきもの

つながってるいきもの

ヒメクダマキモドキ
トウカエデは中国ちゅうごく大陸たいりくから人間にんげんが持もち込こんだ樹木じゅもくですから、日本にほんにはトウカエデを食たべる昆虫こんちゅうはほとんどいません。しかし不規則ふきそくに樹皮じゅひがささくれ立だつことは、昆虫こんちゅうにとってはたくさん隠かくれ家ががあるようなもので、特とくに冬ふゆにこの樹皮じゅひを少すこし剥はがしてみると、様々さまざまな昆虫こんちゅうが潜ひそんで越冬えっとうしているのが見みつかります。ヒメクダマキモドキは卵たまごを産うみ付つけていますよ。
ヒメクダマキモドキ

ヒメクダマキモドキ卵たまご