ソテツ | みんなの森プロジェクト

ソテツ

Cycas revoluta

ソテツ科

ソテツ属

九州(きゅうしゅう)南部(なんぶ)や沖縄(おきなわ)の海岸沿(かいがんぞ)いの岩場(いわば)に自生(じせい)するヤシに似(に)た木(き)です。風格(ふうかく)のある力強(ちからづよ)い姿(すがた)が好(この)まれ、学校(がっこう)の玄関(げんかん)などによく植(う)えられています。木(き)が弱(よわ)りかけた時(とき)に、鉄(てつ)くずを根本(ねもと)にやると元気(げんき)を取(と)り戻(もど)し蘇(よみがえ)ると言(い)われることから、「蘇鉄(そてつ)」の名前(なまえ)がつきました。この実(み)からデンプンが採(と)れることから、むかしは食糧(しょくりょう)がないときの非常食(ひじょうしょく)として食(た)べられていました。実(み)は水(みず)にさらして毒抜(どくぬ)きをしてから食(た)べます。

花が咲く時期
7月

実がなる時期
10月

分類：常緑低木

2022.8.21 小城公園

ソテツの花

ソテツの実

ソテツの葉

ソテツの樹皮

ソテツはアイコンの公園で見ることができます。

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つながってる
いきもの

つながってるいきもの

クロマダラソテツシジミ
南方なんぽうのチョウで、以前いぜんは南西なんせい諸島しょとうまで行いかないと見みられなかったのですが、2009年ねんに突然とつぜん九州きゅうしゅう本土ほんどでも多おおくの場所ばしょで見みられ、その後ご夏なつから秋あきにかけて南みなみから毎年まいとしのようにやってくるようになりました。幼虫ようちゅうはソテツの新芽しんめを食たべ、発生はっせい数すうが多おおいこと、親おやになるまでの日数にっすうが短みじかいことなどから各地かくちで大発生だいはっせいしていますが、寒さむさに弱よわく越冬えっとうはできないようです。