

4月

10月





佐賀とのつながり
つながってるいきもの
枯れたマツを食べる昆虫
クロマツに限らずアカマツもですが、マツクイムシにやられて枯れたマツをよくみます。これらの枯れマツにはその後利用する昆虫がいて、幼虫が枯れた材の部分を食べます。なるべく皮のまだついている枯れ木を選んで、冬から春にかけて枯れたマツの木の皮を剥がしてみるとすでに成虫になっているもの、まだ幼虫のものなどいろいろな昆虫を発見できます。
ウバタマムシ
ウバタマムシ
オオゾウムシ
クロカミキリ
クロタマムシ
マツアナアキゾウムシ
あそんでみよう
マツボックリでなにができるかな?
拾ってきたマツボックリは、そのままインテリアとして飾ったり、木の実クラフトの材料としても利用できます。ここでは、松ぼっくりを使ったふくろうさんを紹介します。松ぼっくりに目やくちばし、トサカをつけて顔をつくります。羽をつけるとふくろうさんの出来上がり!
目・・・どんぐりの帽子、ゴンズイやフウセンカズラのタネなど(黒いビーズでも代用できます)
トサカ・・・カボチャのタネ、ヒマワリのタネなど
くちばし・・・細長いどんぐり、枝など
羽根・・・葉っぱ、松かさなど
身近にあるものでつくってみてくださいね(^^)
マツボックリ釣りであそぼう!
マツボックリを魚に見立てたゲームです。枝に紐と針金を結んで釣り竿をつくり、松ぼっくりの松かさにうまくひっかけます。時間内に何個釣れるかチームで競争してみましょう。
マツボックリのふしぎ
雨の日のマツボックリを見たことはありますか?マツボックリは水にぬれると、松かさを閉じて小さくなってしまいます。では、どうして雨にぬれると松かさを閉じてしまうのでしょうか。実は、マツボックリの松かさのすきまには、薄いプロペラのついた小さなタネが入っています。晴れて乾燥した風のある日は、松かさを開いて風にタネを遠くまで運んでもらいます。逆に雨の日はぬれるとタネを遠くまで運べないので松かさを閉じて出さないようにします。マツボックリを拾ったら、形をじっくり観察してみましょう。マツボックリの形には、タネを運ぶための知恵がたくさん詰まっています。
マツボックリの不思議