クロマツ
Pinus thunbergii
マツ科
マツ属
(うみ)(ちか)くにはクロマツが、(やま)にはアカマツが(おお)()えています。クロマツは(みき)(いろ)(くろ)っぽいためついた名前(なまえ)です。()(はり)のようでさわるとチクチクして(いた)いです。(うみ)からの(つよ)潮風(しおかぜ)(ふせ)ぐために砂浜(すなはま)にクロマツが()えられます。(にじ)松原(まつばら)には100万本(まんぼん)あると()われてます。元気(げんき)なクロマツ(りん)にはきのこのショウロが()えます。外来生物(がいらいせいぶつ)原因(げんいん)全国(ぜんこく)松枯(まつが)れが発生(はっせい)(おお)きな問題(もんだい)になってます。
花が咲く時期
4月
実がなる時期
10月
分類:常緑高木
クロマツの花
2023.1.18 唐津市虹の松原
クロマツの実
2022.7.6 佐賀市干潟よか公園
クロマツの葉
2022.7.6 佐賀市干潟よか公園
クロマツの樹皮
クロマツの冬芽

わかまつぼっくりはパイナップルによくている。まつ英語えいごでパイン。そこからパイナップル(パインアップル)のがついた。

つながってるいきもの

マツノマダラカミキリ
外国がいこくから輸入ゆにゅうされた材木ざいもくについて日本にほんはいってきたマツノザイセンチュウが、もとからいたマツをべるマツノマダラカミキリの生態せいたいっかってマツのなかはいみ、次々つぎつぎ松林まつばやしらしています。アカマツもクロマツも松枯まつがびょうにかかり、海岸かいがんうつくしかった松林まつばやしなどでおおくのマツがれてしまうなど、被害ひがい全国ぜんこくひろがって大変たいへんなことになっています。
はじめたアカマツ

えだをかじるマツノマダラカミキリ

樹皮下じゅひかられる幼虫ようちゅう食痕しょっこん

たおされた被害木ひがいぼく

れたマツをべる昆虫こんちゅう
クロマツにかぎらずアカマツもですが、マツクイムシにやられてれたマツをよくみます。これらのれマツにはその利用りようする昆虫こんちゅうがいて、幼虫ようちゅうれたざい部分ぶぶんべます。なるべくかわのまだついているえらんで、ふゆからはるにかけてれたマツのかわがしてみるとすでに成虫せいちゅうになっているもの、まだ幼虫ようちゅうのものなどいろいろな昆虫こんちゅう発見はっけんできます。
ウバタマムシ


オオゾウムシ

クロカミキリ

クロタマムシ

マツアナアキゾウムシ幼虫ようちゅう

マツカレハ
マツべるので幼虫ようちゅうはマツケムシとばれています。さわるとトゲのたばしてきます。トゲのさきにはどくがあり、されるととてもいたみます。この毒棘どくきょくまゆつくるときに内側うちがわからそとけてしており、まゆさわるだけでされます。あきみきにむしろなどをいておくと、マツケムシが冬越ふゆごしのためにそのなかにはいみ、はずしてくと毛虫けむし駆除くじょができます。
マツカレハ成虫せいちゅう

マツカレハ成虫せいちゅう

マツカレハまゆ

マツカレハ幼虫ようちゅう

マツカレハ幼虫ようちゅう

孤巻こもまき

孤巻こもまき

孤巻こもまき捕獲ほかくされたマツカレハ幼虫ようちゅう

孤巻こもまき捕獲ほかくされたマツカレハ幼虫ようちゅう

ウバタマコメツキ
冬場ふゆばにマツのくず/rt>すとなかつかります。

カタジロゴマフカミキリ
カシ・シイるいなどおおくの種類しゅるい枯木かれきあつまり、灯火ともしびにもんできます。

クロカミキリ
灯火ともしびあつまる習性しゅうせいがあり、マツ・スギ・ヒノキなど針葉樹しんようじゅ倒木とうぼくなどでよくらます。

クロスズメ

クロタマムシ
マツるい・モミるいなどの衰弱すいじゃくしたえだ針葉樹しんようじゅられ、幼虫ようちゅうはそのざいべてそだちます。

サビカミキリ
夜間やかん食樹しょくじゅあつまってきます。灯火とうかにも飛来ひらいします。

ツガカレハ(
幼虫ようちゅう多数たすう短刺毛たんしもうっており、さわってしまうといたみやかゆみははげしくなり、れとちいさなプツプツがられます。治癒ちゆに5~10にちかかります。

ナカウスエダシャク(
ウスバキエダシャク、ウスバシロエダシャク、およびヒメナカウスエダシャクにていますが、本種ほんしゅはる~晩秋ばんしゅう出現しゅつげん低地ていち~山地さんちにいます。前翅ぜんし全体ぜんたいくらく、中央ちゅうおう部分ぶぶんがメスではしろ地味じみなエダシャクのなか晩秋ばんしゅうまでのこっているのはこのしゅがほとんどです。

ホンドニセハイイロハナカミキリ
マツるいれや伐採木ばっさいぼく日中にっちゅうあつまります。

マエジロクロマダラメイガ(

マツアトキハマキ(

マツアナアキゾウムシ

ムツボシタマムシ
幼虫ようちゅうはマツの枯木かれきべ、成虫せいちゅうれたマツにあつまります。よくしゅ複数ふくすういます。

オオゾウムシ
マツなどの腐朽木ふきゅうぼくにいます。倒木上とうぼくじょう歩行ほこうしたり、雑木林ぞうきばやし広葉樹こうようじゅ樹液じゅえきますが、よるには灯火とうかにも飛来ひらいします。れるとあしちぢめてんだふりをします。

やってみよう!

マツボックリでつくってみよう!

拾ってきたマツボックリは、そのままインテリアとして飾ったり、木の実クラフトの材料としても利用できます。ここでは、松ぼっくりを使ったふくろうさんを紹介します。松ぼっくりに目やくちばし、トサカをつけて顔をつくります。羽をつけるとふくろうさんの出来上がり!

 

\松ぼっくりのふくろうさん/

◎材料◎ ※身近にあるものを組み合わせてつくってみよう

目・・・どんぐり可の帽子、ゴンズイやフウセンカズラのタネなど(黒いビーズでも代用可)

トサカ・・・カボチャのタネ、ヒマワリのタネなど

くちばし・・・細長いどんぐり、枝など

羽根・・・葉っぱ、松かさなど

 

◎道具◎

グルーガン・・・熱で樹脂を溶かして接着する道具。乾きが早く立体的な作品を作るときに便利です。先端が熱で熱くなるので、使うときは触らないように注意。

木工ボンド・・・小さな部品を接着するときに使います。乾くと透明になるので、きれいな仕上がりになります。

 

マツボックリ釣りであそぼう!

マツボックリを魚に見立てたゲームです。枝に紐と針金を結んで釣り竿をつくり、松ぼっくりの松かさにうまくひっかけます。時間内に何個釣れるかチームで競争してみましょう。

 

マツボックリのふしぎ

雨の日のマツボックリを見たことはありますか?マツボックリは水にぬれると、松かさを閉じて小さくなってしまいます。では、どうして雨にぬれると松かさを閉じてしまうのでしょうか。実は、マツボックリの松かさのすきまには、薄いプロペラのついた小さなタネが入っています。晴れて乾燥した風のある日は、松かさを開いて風にタネを遠くまで運んでもらいます。逆に雨の日はぬれるとタネを遠くまで運べないので松かさを閉じて出さないようにします。マツボックリを拾ったら、形をじっくり観察してみましょう。マツボックリの形には、タネを運ぶための知恵がたくさん詰まっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マツボックリの不思議

 

 

 

わかるかな?(3択クイズ)

問題です。

答え

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不正解ふせいかい
不正解ふせいかいです。
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