カクレミノ
Dendropanax trifidus
ウコギ科
カクレミノ属

佐賀県では標高の低い山でよく見られる木です。葉っぱの形が身をかくすのに着る蓑に似ているのでこの名前がつきました。木が大きくなると葉は丸くなっていきます。大気汚染にも強い木のなので街なかにもよく植えられています。

6月

11月





佐賀とのつながり
つながってるいきもの
タテジマカミキリ
成虫で越冬するカミキリで有名なのはタテジマカミキリです。幼虫は枝の内部を、成虫は若い枝の皮を食べます。カクレミノの木で、切り取ったようになくなっている若い枝先があれば、冬に行って木の枝をよく探してみてください。枝をかじってへこませ、そこにかぶさるようにつかまってじっと越冬しているタテジマカミキリがきっといることでしょう。
タテジマカミキリのオスとメス
タテジマカミキリ幼虫の食痕
越冬しているタテジマカミキリ
枝につかまって休んでいるタテジマカミキリ2匹