エノキ
Celtis sinensis
アサ科
エノキ属
エノキの()国蝶(こくちょう)のオオムラサキの幼虫(ようちゅう)食草(しょくそう)として()られており、オオムラサキ保護(ほご)のためエノキを植林(しょくりん)しているところもあります。むかしの子供(こども)たちは(まる)()(たま)使(つか)って()()鉄砲(でっぽう)(あそ)んでました。()(おお)きく(そだ)(えだ)(よこ)(ひろ)がって(なつ)木陰(こかげ)(つく)ってくれるので、漢字(かんじ)で「(えのき)」と()きます。エノキは「(えん)」に(つう)じることから、「縁結(えんむす)びの()」「縁切(えんき)りの()」という()(つた)えもあります。
花が咲く時期
4月
実がなる時期
10月
分類:落葉高木
エノキの花
2022.7.16 鳥栖市朝日山公園
エノキの実
エノキの葉
エノキの樹皮
エノキの冬芽
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エノキの紅葉(2022.11.21 21世紀県民の森〉

つながってるいきもの

ゴマダラチョウ
ふゆしした幼虫ようちゅうはるきにわせてエノキにのぼり、べて緑色みどりいろ終齢しゅうれい幼虫ようちゅうになります。まもなくうらさなぎになり、春型はるがた成虫せいちゅう羽化うかします。成虫せいちゅうはたいへん果汁かじゅう樹液じゅえききで、クヌギなどの樹液じゅえきでよくられます。3かいほど成虫せいちゅう発生はっせいしたあと、最後さいご幼虫ようちゅうからだいろがだんだんと緑色みどりいろから茶色ちゃいろわり、あきわりにりてなか越冬えっとうします。食樹しょくじゅ枝先えださき縄張なわばりをって見張みは行動こうどうをし、枝先えださき活発かっぱつまわるほか、クヌギやヤナギの樹液じゅえきにもあつまります。
ゴマダラチョウ終齢しゅうれい幼虫ようちゅう

ゴマダラチョウたまご

羽化うか間近まじかのゴマダラチョウさなぎ

越冬えっとうちゅうのゴマダラチョウ幼虫ようちゅう

樹液じゅえきたゴマダラチョウ成虫せいちゅう

ゴマダラチョウ成虫せいちゅう

ヤマトタマムシ
玉虫厨子たまむしのずし一面埋いちめんうまれているのはこのヤマトタマムシのはねです。金緑色きんりょくしょくあかすじはいるそのはねはためいきるほどうつくしいです。むかしはこのたまむし死骸しがいをタンスにれておくと着物きものえるというつたえがあったそうです。幼虫ようちゅうはエノキ、ケヤキなどのれた部分ぶぶんべ、成虫せいちゅうはよくエノキやケヤキの枝先えださきはねをきらめかせてまわったりします。
ヤマトタマムシ成虫せいちゅう

ヤマトタマムシの脱出孔だっしゅつあな

アカバキリガ(
幼虫ようちゅうおこらせるとギシギシきます。幼虫ようちゅうはミツボシキリガにています。

アシナガオニゾウムシ
成虫せいちゅうれたエノキなどにあつまります。オスはなが前脚まえあしをもっており、ほかのオスとよくケンカをします。地味じみいろをしており、枯木かれきみきにじっととまってればなかなかつかりません。

ウスバツバメ(
まゆしゅ葉脈ようみゃくうえかならつくるようです。からだまわりにいとってまゆ基礎きそつくり、それに体液たいえきましてかためます。表面ひょうめんには凸凹おうとつもろからかぶり、これには外側そとがわからにのみあないており内側うちがわかたからまもられています。
ウスバツバメの成虫せいちゅう

ウスバツバメの幼虫ようちゅう

ウスバツバメのまゆ

ウスバフユシャク(
ヤマウスバフユシャク、クロテンフユシャクにますが、本種ほんしゅ前翅ぜんし外横線がいおうせんゆるやかなカーブをえがきます。まったとき左右さゆうのどちらがうえになるかは、その都度つどわるようで、まってはいません。

エノキハムシ
公園こうえんまちはずれのちいさなエノキでも成虫せいちゅう幼虫ようちゅうつかります。あなをあけてべますから、そのようなあとさがすとつかります。
エノキハムシの成虫せいちゅう

エノキハムシの幼虫ようちゅう

オオシマカラスヨトウ(
オオシマカラスヨトウの成虫せいちゅう

オオシマカラスヨトウの幼虫ようちゅう

オオシロカミキリ
平地へいちから山地さんちまで生息せいそくしていますが、神社じんじゃおおきなエノキなどに発生はっせいし、付近ふきん灯火ともしびんできているのがつかったりします。

クスサン

クロスカシトガリノメイガ(

クロテンキリガ(

ウチムラサキヒメエダシャク(
クロフヒメエダシャクにています。

シータテハ
暖地だんちでは山地性さんちせい分布地ぶんぷちはそうおおくないです。渓流沿けいりゅうぞいの林縁部りんえんぶられ、成虫せいちゅう越冬えっとうします。
シータテハの成虫せいちゅう


シータテハの幼虫ようちゅう

タカオシャチホコ(

テングチョウ
基本きほんねんに1ですが、エノキの不定期ふていき芽吹めぶきにより時季じきはずれの産卵さんらんおこなわれ複数ふくすう世代せだいかえします。成虫せいちゅう越夏えっか越冬えっとう
テングチョウの成虫せいちゅう

テングチョウの幼虫ようちゅう

テングチョウのさなぎ

ドロハマキチョッキリ
カエデのなどをしおれさせて産卵さんらんします。枝先えださきわかがしおれていたらさがすとつかります。とてもきれいないろをしています。みどりからだですがあかっぽい光沢こうたく金色きんいろっぽい光沢こうたく二通ふたとおりのいろがいます。

ナミガタエダシャク(

ナミガタチビタマムシ
冬場ふゆばおもにムクノキの樹皮じゅひをはがすと集団しゅうだん成虫せいちゅう越冬えっとうしているのがつかります。ヤノナミガタチビタマムシにそっくりです。

ニレキリガ(

ヒオドシチョウ
ねん1成虫せいちゅう越冬えっとう樹液じゅえきあつまります。
ヒオドシチョウの成虫せいちゅう

ヒオドシチョウの幼虫ようちゅう

ヒオドシチョウのさなぎ

ヒシモンナガタマムシ
エノキの伐採木ばっさいぼくあつまったり、ケヤキの樹皮下じゅひか成虫せいちゅう越冬えっとうするのをたりします。

ヒメゴマダラオトシブミ
エノキのをさがすと成虫せいちゅうられますが個体数こたいすうすくないです。よくたゴマダラオトシブミをすこくろっぽくしたかんじです。
ヒメゴマダラオトシブミの成虫せいちゅう

ヒメゴマダラオトシブミの揺籃ようらん

ホソウスバフユシャク(
Inuroisぞくではふゆ最後さいごほう出現しゅつげんするしゅふゆわりをげるです。

モクメクチバ
はるにちょっとれた個体こたいられることがおおいです。

ヤノトラカミキリ
成虫せいちゅうはエノキやエゾエノキの伐採木ばっさいぼく衰弱木すいじゃくぼくられます。

ワモンサビカミキリ
伐採ばっさいえだんであったりするとよくかけます。

わかるかな?(3択クイズ)

問題です。

答え

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Warning: Undefined variable $anser3_tag in /home/moripro/minnanomoripj.org/public_html/wp/wp-content/themes/moripro_var001/single-zukan.php on line 411
不正解ふせいかい
不正解ふせいかいです。
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