イボタノキ
Ligustrum obtusifolium
モクセイ科
イボタノキ属
山野でふつうに見られる木です。生垣に植えられることが多い木でもあります。イボタノキの枝や葉にはイボタカイガラムシがつき、イボタロウという白いろうを作ります。このろうを使ってむかしは、家具のつや出しや戸のすべりをよくするのに使われました。またイボタノキの箸でごはんを食べると短気が治るという言い伝えがあります。
7月
10月
つながってるいきもの
イボタガ
3月から4月ごろの早春に限って姿を見せるイボタガは、世界でも珍しいガの仲間で、外国で大変人気があります。幼虫はモクセイ科のイボタをはじめ、ネズミモチ、ヒイラギモクセイなどを食べます。幼虫は小さいうちは体に長い突起が何本も生えていますが、蛹になる前の幼虫では突起はなくなり普通のイモムシになり、土に潜って蛹で来年春まで過ごします。特徴的な模様をしているため、ほかのガと見誤ることはありません。驚くと前翅を前にあげ、後翅の目玉模様を出して威嚇します。
イボタガの成虫

イボタガの終齢幼虫

イボタガの幼虫

アカホシヒメアオシャク蛾

ウラゴマダラシジミ
イボタ類がはえる湿地や川沿いで見られ、イボタやクリでよく吸蜜します。

キバラエダシャク(蛾)

サザナミスズメ(蛾)

シモフリスズメ(蛾)
幼虫には緑色型と褐色型があり、褐色型は個体によって紫色斑紋の変異が大きいです。その他幼虫の特徴は、尾角の表面がツブツブ状、側面の斜線条とその先端から出ている背中の逆八の字紋、胸節にあるツブ状のラインなどで見分けます。
シモフリスズメの成虫rt>せいちゅう

シモフリスズメの幼虫rt>ようちゅう

ツマグロシロノメイガ(蛾)

ヒメシロノメイガ(蛾)

ホシシャク(蛾)
幼虫は粗い糸を張りめぐらして集団生活し、蛹は糸に宙づりになります。

マエアカスカシノメイガ(蛾)
成虫のオスの尻尾には黒い毛束があります。南の方では年中います。

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