ボロボロノキ
Schoepfia jasmimodora
ボロボロノキ科
ボロボロノキ属

枝がもろくかんたんに折れてしまうのでボロボロノキの名前がつけられました。これといってとりえもなく、人間にとっては役に立たない木ですが、6月につく木の実はベニツチカメムシにとって唯一の生きていくための食べ物
です。県民の森でも見られる木です。

3~4月

6月





佐賀とのつながり
つながってるいきもの
ベニツチカメムシ
ボロボロの木の実で子供を育てる珍しい習性が佐賀の研究者の手によって発見されました。親のカメムシがボロボロノキの実を口で刺したまま幼虫たちが待つ場所に引き返して来て、幼虫に与える育児行動を採るのだそうです。ベニツチカメムシは灌木などに大群で固まって成虫で越冬しますが、その集団にはびっくりさせられます。成虫は灯火に飛んできます。
ベニツチカメムシ
集団で越冬するベニツチカメムシ
集団で越冬するベニツチカメムシ
集団で越冬するベニツチカメムシ
集団で越冬するベニツチカメムシ