つながってるいきもの

ハマダラハルカ
翅はねの黒くろい斑紋はもんを散ちらしたなかなかおしゃれな中型ちゅうがたのカです。学名がくめいには上品じょうひんという意味いみのエレガンスが使つかわれています。たいへん少すくないうえ、春はるの短みじかい間あいだしかでてきませんのでなかなか見みることができません。カといえば水みずの中なかにいるボウフラを思おもい浮うかべますが、ハナダラハルカの幼虫ようちゅうはネムノキの枯かれ枝えだを食たべます。ネムノキのまわりに落おちている枯かれ枝えだにいます。春はるに見みられ、壁かべや枯かれ枝えだにポツンととまっていることが多おおいです。ハルカ科かは日本にほんにはこの1種しゅです。世界せかいにも3種しゅしかいません。
ハマダラハルカ成虫せいちゅう

アオスジカミキリ
ネムノキの枯かれ木きや衰弱木すいじゃくぼくなどに集あつまり、また灯火ともしびにもよく飛来ひらいします。幼虫ようちゅうは餌えさとなる枯かれ木きの樹皮下じゅひかおよび材部ざいぶを食たべて成長せいちょうし、1世代せだいに2年ねんかかります。6月頃がつごろに幼虫ようちゅうが成熟せいじゅくすると、材ざいを食たべ進すすんで出来できたトンネル内ないの終点しゅうてんに蛹室ようしつを作つくり、出口でぐちの方向ほうこうを向むいて蛹化ようかします。蛹室ようしつは石灰質せっかいしつみたいな物質ぶっしつで作つくられたドーム状じょうの仕切しきりで区切くぎられています。

ウスヅマクチバ（蛾が）
成虫せいちゅうで越冬えっとうします。

カギバトモエ（蛾が）

キタキチョウ
成虫せいちゅうは年ねんに5･6回かい発生はっせいし、成虫せいちゅうで越冬えっとうもします。早春そうしゅんには越冬えっとうから目覚めざめて活発かっぱつ
に飛とび回まわる姿すがたが見み
られます。山道やまみちの湿しめった地面じめんで集団しゅうだんで吸水きゅうすいしたりします。
キタキチョウの成虫せいちゅう

キタキチョウの幼虫ようちゅう

キタキチョウの卵たまご

キタキチョウの蛹さなぎ

キマダラカミキリ
外灯がいとうの灯あかりやクリの花はなによく飛来ひらいします。クヌギ･クリ･ネムノキなどの衰弱すいじゃく木ぼくの幹みきに集あつまります。赤あか褐色かっしょくの下地したじに生はえる黄金こがね色いろの微毛びもうで覆おおわれ、 光ひかりの加減かげんで翅はねの模様もようの見みえ方かたがいろいろ変かわります。

チャハマキ（蛾が）
幼虫ようちゅうは、驚おどろくほど多おおくの種類しゅるいにわたる植物しょくぶつを食たべます。

ナミスジコアオシャク（蛾が）

ハグルマトモエ（蛾が）
オスグロトモエのメスに似にていますが、前翅ぜんしの「巴模様ともえもよう」が大おおきく、前翅ぜんしの地色じいろが淡あわくて全体ぜんたいにメリハリがあります。

フタテンオエダシャク（蛾が）

ホタルカミキリ
ネムノキなど多おおくの広葉樹こうようじゅの伐採木ばっさいぼくに集あつまります。灯火とうかにもきます。

ヨツキボシカミキリ成虫せいちゅう

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