トチノキ
Aesculus turbinata
ムクロジ科
トチノキ属
沢沿いに生える木です。トチノキの実はアクぬきをしてから食用にします。餅やせんべいに加工されます。葉っぱは大きく天狗のうちわのような形でつきます。春に咲く花にはミツバチが集まり蜂蜜をつくります。木材は木目が美しいので、お盆やお椀の材料になります。
5月
10月
2022.7.10 有田町有田ダム


トチノキの紅葉(2022.11.26佐賀県林業試験場)

つながってるいきもの
スギタニルリシジミ
日本におけるチョウ類の生活史の解明の中で後まで残ったひとつはスギタニルリシジミです。深山で4月に一度しか姿を見せず、幼虫が何を食べるのかの見当も付きませんでしたが、それでもやっと解明されました。それがトチノキの花だったのです。しかし九州ではトチノキのない産地もあります。後年それもわかりました。キハダの花芽をたべていたのです。
スギタニルリシジミ成虫オス

イタヤハムシ
食樹の背が高いので、葉先にいる成虫がなかなか見えませんが、夜よるになると灯火に飛んできたりします。

カエデシャチホコ(蛾)

クロエグリシャチホコ(蛾)

サラサエダシャク(蛾

やってみよう!
トチノキの皮でカブトムシをつくってみよう!
トチノキの皮は、軽くて柔らかくザラザラした質感が特徴的です。トチノキの皮を3つ貼り合わせて、枝で角や足をつくってみましょう。目をつけたら、カブトムシの完成です。皆さんもつくってみてくださいね!



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