アラカシ
Quercus glauca
ブナ科
コナラ属
アラカシの名前(なまえ)は、()のふちに“鋸歯(きょし)”と()ばれる(おお)きなギザギザがあって荒々(あらあら)しく(かん)じ、木材(もくざい)(かた)いためカタシからついたと()われます。カシは漢字(かんじ)()へんに(かた)いで「(かし)」と()きます。(つよ)さが必要(ひつよう)工具(こうぐ)()などに使(つか)われます。葉裏(はうら)はロウ(しつ)(しろ)っぽい(いろ)をしています。佐賀(さが)では「ボウガシ」と()ばれ生垣(いけがき)利用(りよう)されます。(あき)(ちい)さめの(まる)いドングリが(みの)ります。アクが(つよ)いので()べることはできません。
花が咲く時期
4~5月
実がなる時期
9~11月
分類:常緑高木
アラカシの花
2022.12.9 佐賀市しずか池公園
アラカシの実
アラカシの葉
アラカシの樹皮
アラカシの冬芽
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つながってるいきもの

ムラサキシジミ
公園こうえんなどでもアラカシがあるとたいていはこのムラサキシジミが生活せいかつをしています。ひらはじめた若葉わかば産卵さんらんされたたまごは、幼虫ようちゅうになるとやわらかな若葉わかばべてそだちます。この幼虫ようちゅう観察かんさつするとおおくの場合ばあいアリがつきまとっています。しかし幼虫ようちゅうべにたわけではないようです。アリは幼虫ようちゅうあましるえにてきから幼虫ようちゅうまもってやっているのです。アラカシなどがじる照葉樹林しょうようじゅりんむチョウです。
ムラサキシジミ成虫せいちゅう

ムラサキシジミ幼虫ようちゅう

ムラサキシジミ幼虫ようちゅう

ムラサキシジミ幼虫ようちゅう

ムラサキシジミたまご

シロスジカミキリ
日本産にほんさんでは横綱級よこづなきゅうおおきなカミキリムシです。つかまえるとむね部分ぶぶん伸縮しんしゅくさせてギーギーときます。昼間ひるまはアカガシやアラカシのこずえにいてえだかわをかじってべていますが、よるになるとみきまでりてきて樹皮じゅひんできずつけ、そこに産卵さんらんします。一個いっこんだらすこよこうごいてまた産卵さんらんかえしますので、みきよこいたような産卵痕さんらんこんのこります。
シロスジカミキリ成虫せいちゅう

シロスジカミキリ産卵痕さんらんこん

シロスジカミキリ幼虫ようちゅう食害しょくがい

シロスジカミキリ幼虫ようちゅう食痕しょっこん

アオセダカシャチホコ(
名前なまえにアオとついていますが黄緑色きみどりいろで、くろいバツじるし特色とくしょくです。

アカシジミ
九州きゅうしゅうひくやまおかではアカシジミはとてもめずらしいチョウでした。しかし最近さいきん所々ところどころかけられるようになりました。幼虫ようちゅうはコナラやクヌギをべますが、すみつくるためのはやし伐採ばっさいがなくなり、コナラがおおきくそだったからではないかとおもわれます。5がつ下旬げじゅんから6がつにかけて成虫せいちゅう発生はっせいします。午後ごごから夕方ゆうがたにかけてコナラの樹上じゅじょう活発かっぱつびまわります。
アカシジミ成虫せいちゅう



アシナガオトシブミ
揺籃ゆりかごつくるのに使つか落葉性らくようせい大柄おおがら
けるブナのものがおおいですが常緑じょうりょくのカシるい使つかれいもあり、さらにケヤキのれいられます。揺籃ゆりかごつくるときは一方いっぽうはしからみをはじめ、主脈しゅみゃくえて反対はんたいはしまでります。そのあと主脈しゅみゃくみをれ、それよりさきいていきます。あげはじめるときにたまごを1つだけみ、そのためにたまご揺籃ゆりかごなかちかくにあります。オトシブミはくびながかたくちながかたとにけられ、本種ほんしゅくちながいゾウムシがたです。くび部分ぶぶん前胸ぜんきょう背板はいばん)のいろ上翅じょうしおなじくあか個体こたいと、くろ個体こたいがいます。

アトジロエダシャク(
はるにだけあらわれるです。

アミメキシタバ(
関東かんとう地方ちほう増加ぞうかちゅうおもわれます。九州きゅうしゅうでは山地さんちせいしゅです。

イスノフシアブラムシ
一次いちじ寄主きせいのイスノキと二次にじ寄主きせいのアラカシを季節きせつごとにし、イスノキではむしこぶ(イスノキエダナガタマフシ)をつくります。やや扁平へんぺい気味ぎみこっ褐色かっしょくのアブラムシです。アラカシで越冬えっとうしたあと、4~5月頃がつごろ有翅ゆうしちゅうがイスノキに移動いどうして産卵さんらんします。イスノキで孵化うかした幼虫ようちゅう枝部しぶ直径ちょっけい3センチほどのイチジクじょうむしこぶ(イスノキエダナガタマフシ)を形成けいせいします。

ウコンカギバ(
ヒメウコンカギバにています。本種ほんしゅ翅頂<しちょうruby>付近ふきんのもんうすく、外横線がいおうせん後翅こうし付近ふきんくならない傾向けいこうがあるのですが、解剖かいぼうしないと正確せいかく区別くべつむずかしいです。
ウコンカギバ幼虫ようちゅう

ウコンカギバ成虫せいちゅう

ウコンカギバさなぎ

ウスイロキシタバ(

ウスギヌカギバ(

ウスクモエダシャク(

ウスバミスジエダシャク(
前後ぜんごはね横脈紋おうみゃくもんが4つの細長ほそながのようにえます。オオバナミガタエダシャクにていますが、横脈紋おうみゃくもん状態じょうたいとく後翅こうし横脈紋おうみゃくもん本種ほんしゅでは楕円形だえんけいもんなか細長ほそなが線状せんじょう淡色部たんしょくぶがあります。裏側うらがわ前翅ぜんし先端部せんたんぶ淡白色たんはくしょくもんがありません。

オオシマカラスヨトウ(
オオシマカラスヨトウの成虫せいちゅう

オオシマカラスヨトウの幼虫ようちゅう

オオマエキトビエダシャク(
マエキトビエダシャクにていますが、本種ほんしゅは、前翅ぜんし先端せんたんにポツポツと黄色きいろまだらます。

カギバアオシャク(

カシコスカシバ(

カシワマイマイ(
カシワマイマイの成虫せいちゅう

カシワマイマイの幼虫ようちゅう

キイロトラカミキリ
各種かくしゅはなやコナラ・クヌギの伐採木ばっさいぼくあつまります。クリなどのはなでもられます。

キクスイモドキカミキリ
カシ・シイるいなどおおくの種類しゅるい枯木かれきあつまり、灯火とうかにもんできます。

キトガリキリガ
成虫せいちゅうあき出現しゅつげんし、たまご越冬えっとうします。

クチバスズメ(
クチバスズメの成虫せいちゅう

クチバスズメのさなぎ

クチバスズメの幼虫ようちゅう

クロオビフユナミシャク

クロスジアオシャク(

クロテンフユシャク(

コシロアシヒメハマキ(

サラサリンガ(

シラフクチバ(
クロシラフクチバにています。

シロオビフユシャク(

スカシカギバ
スカシカギバの成虫せいちゅう

スカシカギバの幼虫ようちゅう

strong>セダカシャチホコ(
幼虫ようちゅうふんげます。

strong>ツキワクチバ(

ツマキシャチホコ(
Phalera属内ぞくないでの本種ほんしゅ特徴とくちょうは、翅頂しちょう黄白色おうはくしょくもん内縁ないえん赤褐色あかかっしょくであることです。
ツマキシャチホコの成虫せいちゅう

ツマキシャチホコの幼虫ようちゅう

ハイイロチョッキリ
成虫せいちゅうはコナラやアラカシのわかいドングリの内部ないぶ産卵さんらんし、ドングリを細枝ほそえだごととします。したにだれかがいたずらしたようにドングリが枝葉えだはをつけたままたくさんちていたら本種ほんしゅ仕業しわざです。
ハイイロチョッキリの成虫せいちゅう

ハイイロチョッキリがとした細枝ほそえだ

ハイイロチョッキリの産卵痕さんらんこん

ハネナガモクメキリガ(
ヒロバモクメキリガにています。

ヒメマダラマドガ(
網目模様あみめもよう不鮮明ふせんめいで、外縁がいえん沿った淡色部たんしょく内側うちがわふちふとめです。

ホソバシャチホコ

マイマイガ(
幼虫ようちゅうかおは(┃ω┃)。卵塊らんかいには産卵時さんらんじにメスがえたがあります。
マイマイガの成虫せいちゅう

マイマイガの幼虫ようちゅう

マエシロモンキノカワガ(

マエナミカバナミシャク

マダラマドガ

ミドリリンガ

ミノオマイマイ
ノンネマイマイにていますが、本種ほんしゅ地色じいろ灰色はいいろです。

ムラサキトガリバ
ニッコウトガリバにています。前翅ぜんし中央部ちゅうおうぶしろっぽい個体こたいおおいです。

モンウスギヌカギバ

キリシマミドリシジミ
脊振山地せふりさんちの600m以上いじょうたかさのところにえるアカガシにはキリシマミドリシジミというチョウがんでいます。たまごふゆし、新芽しんめころ幼虫ようちゅうがかえってやわらかいべ、7がつ~8がつになると成虫せいちゅうられます。オスのはねうらしろおもてきん    みどりいろですが、メスのうらくら模様もようはいおもてはね中央部ちゅうおうぶあおむらさきいろです。オスはアカガシのうえばやまわります。
キリシマミドリシジミ♀成虫せいちゅう

キリシマミドリシジミ♂成虫せいちゅう

キリシマミドリシジミ♂成虫せいちゅう

キリシマミドリシジミたまご

わかるかな?(3択クイズ)

問題です。

答え

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不正解ふせいかい
不正解ふせいかいです。
不正解ふせいかい
不正解ふせいかいです。
不正解ふせいかい
不正解ふせいかいです。

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