アカメガシワ
Mallotus japonicus
トウダイグサ科
アカメガシワ属
日当たりのよい場所でふつうに見られる木です。木が切られて日光が地面に当たると地温が上がり、土の中で眠っていた種が発芽し一斉に生えてきます。“カシワ”とは、食べ物を包み蒸し焼きにして料理する葉のことで、若葉の色が赤いのでアカメガシワと呼ばれます。若葉が赤いのは強い日差しや虫の食害を防ぐための工夫だと言われています。花は甘いいい香りがします。
花が咲く時期
6月
6月
実がなる時期
9~10月
9~10月
2022.8.28 佐賀市三瀬村井手野
若葉の色が赤いことから「アカメガシワ」の名前がついた。
つながってるいきもの
アリとの共生
若い葉では葉の縁や葉の付け根にはアリのために蜜を出す蜜腺があり、甘いものが大好きなアリが集まっています。アリは餌場にくる他の昆虫にすぐに噛みつきます。蜜腺にアリがいたら、葉を食べたいガの幼虫などはそこを通り抜けることができずに、葉を食べることができません。植物は蜜を出すことでアリに葉を守ってもらっています。頭がいいですね。
散在する蜜腺に集まるアリ
蜜腺に集まるアミメアリ
蜜腺に集まるシリアゲアリ
蜜腺に集まるヒメアリ
キバネニセハムシハナカミキリ
春から初夏にかけて、カエデ・ハイノキなどの花に集まります。
クスサン蛾)
トゲヒゲトビイロカミキリ
タブノキの伐採木に産卵したり、リョウブやアカメガシワの花に集まります。灯火にも来ます。
ニトベミノガ(蛾)
ハミスジエダシャク(蛾)
低丘陵地で見られる個体は黒っぽく、寒冷地に行くと白い個体が増えます。
ヒロヘリアオイラガ蛾)
主に市街地や果樹園などで見られる外来種です。幼虫は軽く触っただけで刺します。かなり痛いです。幼虫はアオイラガに似ていますが、本種幼虫は、背中中央に細く暗色の縦筋があり、2齢ぐらいまでは集団行動を取ります。
ヒロヘリアオイラガの成虫
ヒロヘリアオイラガの幼虫
フタオビミドリトラカミキリ
マテバシイをはじめ各種の広葉樹の伐採木に集まるほか、各種の花にもきます。沿海性のカミキリです。
ヘリスジナミシャク蛾)
モモノゴマダラノメイガ(蛾)
モモノゴマダラノメイガの成虫
モモノゴマダラノメイガの幼虫
ヨツキボシカミキリ成虫
ヨツモンマエジロアオシャク(蛾)
やってみよう!
わかるかな?(3択クイズ)
問題です。
答え
Warning: Undefined variable $anser1_tag in /home/moripro/minnanomoripj.org/public_html/wp/wp-content/themes/moripro_var001/single-zukan.php on line 341
Warning: Undefined variable $anser2_tag in /home/moripro/minnanomoripj.org/public_html/wp/wp-content/themes/moripro_var001/single-zukan.php on line 342
Warning: Undefined variable $anser3_tag in /home/moripro/minnanomoripj.org/public_html/wp/wp-content/themes/moripro_var001/single-zukan.php on line 343
不正解
は不正解です。
不正解
は不正解です。
不正解
は不正解です。