アカマツ
Pinus densiflora
マツ科
マツ属
木(き)の幹(みき)の色(いろ)が赤(あか)いのでアカマツとよばれています。アカマツは山(やま)に、クロマツは海岸(かいがん)近(ちか)くに生(は)えています。やせた土地(とち)でもよく育(そだ)つ木(き)で、元気(げんき)なアカマツの森(もり)にはマツタケができます。燃(も)やすと火力(かりょく)が強(つよ)いので、有田町(ありたちょう)などの焼(や)き物(もの)産地(さんち)では窯(かま)の燃料(ねんりょう)としてたくさん使(つか)っていました。近年(きんねん)、外国(がいこく)から入(はい)ってきたマツノザイセンチュウが原因(げんいん)で日本中(にほんじゅう)でマツが枯(か)れる被害(ひがい)が広(ひろ)がっています。
花が咲く時期
4月
実がなる時期
10月
分類:常緑高木
アカマツの花
アカマツの実
2022.7.6 嬉野市広川原キャンプ場
アカマツの葉
2022.7.3 唐津市鏡山
アカマツの樹皮
アカマツの冬芽

つながってるいきもの

マツノマダラカミキリ
外国がいこくから輸入ゆにゅうされた材木ざいもくについて日本にほんへ入はいってきたマツノザイセンチュウが、もとからいたマツを食たべるマツノマダラカミキリの生態せいたいに乗のっかってマツの木きの中なかに入はいり込こみ、次々つぎつぎに松林まつばやしを枯からしています。アカマツもクロマツも松枯まつがれ病びょうにかかり、海岸かいがんの美うつくしかった松林まつばやしなどで多おおくのマツが枯かれてしまうなど、被害ひがいは全国ぜんこくに広ひろがって大変たいへんなことになっています。
枯かれ始はじめたアカマツ

枝えだをかじるマツノマダラカミキリ

樹皮下じゅひかに見みられる幼虫ようちゅうの食痕しょっこん

切きり倒たおされた被害木ひがいぼく

マツカレハ
松マツの葉はを食たべるので幼虫ようちゅうはマツケムシと呼よばれています。触さわるとトゲの束たばで刺さしてきます。トゲの先さきには毒どくがあり、刺さされるととても痛いたみます。この毒棘どくきょくは繭まゆを作つくるときに内側うちがわから外そとに向むけて突つき刺さしており、繭まゆに触さわるだけで刺さされます。秋あきに幹みきにむしろなどを巻まいておくと、マツケムシが冬越ふゆごしのためにそのなかに入はいり込こみ、外はずして焼やくと毛虫けむし駆除くじょができます。
マツカレハ成虫せいちゅう

マツカレハ成虫せいちゅう

マツカレハ繭まゆ

マツカレハ幼虫ようちゅう

マツカレハ幼虫ようちゅう

菰巻こもまき

菰巻こもまき

菰巻こもまきで捕獲ほかくされたマツカレハ幼虫ようちゅう

菰巻こもまきで捕獲ほかくされたマツカレハ幼虫ようちゅう

ウバタマコメツキ
冬場ふゆばにマツの朽くち木きを崩くず/rt>すと中なかで見みつかります。

枯かれたマツを食たべる昆虫こんちゅう
クロマツに限かぎらずアカマツもですが、マツクイムシにやられて枯かれたマツをよくみます。これらの枯かれマツにはその後ご利用りようする昆虫こんちゅうがいて、幼虫ようちゅうが枯かれた材ざいの部分ぶぶんを食たべます。なるべく皮かわのまだついている枯かれ木きを選えらんで、冬ふゆから春はるにかけて枯かれたマツの木きの皮かわを剥はがしてみるとすでに成虫せいちゅうになっているもの、まだ幼虫ようちゅうのものなどいろいろな昆虫こんちゅうを発見はっけんできます。
ウバタマムシ


オオゾウムシ

クロカミキリ

クロタマムシ

マツアナアキゾウムシ幼虫ようちゅう

オオゾウムシ
マツなどの腐朽木ふきゅうぼくにいます。倒木上とうぼくじょうを歩行ほこうしたり、雑木林ぞうきばやしの広葉樹こうようじゅの樹液じゅえきに来きますが、夜よるには灯火とうかにも飛来ひらいします。手てで触ふれると脚あしを縮ちぢめて死しんだふりをします。

カタジロゴマフカミキリ
カシ・シイ類るいなど多おおくの種類しゅるいの枯木かれきに集あつまり、灯火ともしびにも飛とんできます。

クロカミキリ
灯火ともしびに集あつまる習性しゅうせいがあり、マツ・スギ・ヒノキなど針葉樹しんようじゅの倒木とうぼくなどでよく見みらます。

クロスズメ蛾が

クロタマムシ
マツ類るい・モミ類るいなどの衰弱すいじゃくした枝えだや針葉樹しんようじゅの枯かれ木きで見みられ、幼虫ようちゅうはその材ざいを食たべて育そだちます。

サビカミキリ
夜間やかん食樹しょくじゅに集あつまってきます。灯火とうかにも飛来ひらいします。

ツガカレハ(蛾が)
幼虫ようちゅうは多数たすうの短刺毛たんしもうを持もっており、触さわってしまうと痛いたみや痒かゆみははげしくなり、腫はれと小ちいさなプツプツが見みられます。治癒ちゆに5~10日にちかかります。

ツマオビアツバ(蛾が)

ナカウスエダシャク(蛾が)
ウスバキエダシャク、ウスバシロエダシャク、およびヒメナカウスエダシャクに似にていますが、本種ほんしゅは春はる~晩秋ばんしゅうに出現しゅつげんし低地ていち~山地さんちにいます。前翅ぜんしは全体ぜんたいに暗くらく、中央ちゅうおう部分ぶぶんがメスでは白しろ。地味じみなエダシャクの中なかで晩秋ばんしゅうまで残のこっているのはこの種しゅがほとんどです。

フタヤマエダシャク(蛾が)

ホンドニセハイイロハナカミキリ
マツ類るいの立たち枯がれや伐採木ばっさいぼくに日中にっちゅう集あつまります。

マツアトキハマキ(蛾が)

ムツボシタマムシ
幼虫ようちゅうはマツの枯木かれきを食たべ、成虫せいちゅうは枯かれたマツに集あつまります。よく似にた種しゅが複数ふくすういます。

ムネアカクロハナカミキリ
平地へいちから山地さんちに見みられ、ガマズミ・リョウブなどの花はなにきます。よく似にたクロハナカミキリは本州ほんしゅうの高標高地こうひょうこうちから北海道ほっかいどうに産さんします。

やってみよう!


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わかるかな?(3択クイズ)

問題です。

答え
不正解ふせいかい
は不正解ふせいかいです。
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