クロガネモチ
Ilex rotunda
モチノキ科
モチノキ属

オスの木とメスの木があり、メスの木には秋になると赤い小さな実がたくさんついてきれいで、しかも春まで赤い実がついているので庭にはもちろん、公園や街路樹としてたくさん植えられています。名前のクロガネモチと「苦労がなく金持ち」と言葉の響きが似ていることから、縁起のよい木とされます。新しい枝は紫色をしています。

5月

11月





つながってるいきもの
シンジュサン
世界最大のガにヨナグニサンがいますが、その親戚に当たるのがシンジュサン。大きな繭を作ることから蚕(サン=カイコ)という言葉が名前に入っています。口が退化していますので、羽化するとすぐに交尾を済ませ、ついでまとめて産卵をします。幼虫は主にクロガネモチを食べ、庭木にもよく見られましたが、近頃は山に入らなければ見られなくなりました。
シンジュサン幼虫
シンジュサン成虫
マエキオエダシャク(蛾)
日本では本州~南西諸島まで広く分布し、成虫は4月と6月~8月の年間2回出現します。一様に灰褐色の翅をもつやや小型のガで、翅を真横に広げてとまり、灯火にもよく飛んできます。幼虫はシャクトリムシですが、体の前半が膨らんでいて、色々と色彩変異に富んでいます。主にモチノキ科のイヌツゲ、アオハダ、クロガネモチ、ケヤキなどを食べます。
マエキオエダシャク幼虫
マエキオエダシャク>成虫
クロハグルマエダシャク(蛾)
やってみよう!

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