ウメ
Prunus mume
バラ科
スモモ属
中国(ちゅうごく)から薬用(やくよう)として(はい)ってきた()です。(はな)(ふゆ)(さむ)時期(じき)からいち(はや)()くので、「春告花(はるつげばな)」としてむかしから(した)しまれてました。日本各地(にほんかくち)有名(ゆうめい)梅園(ばいえん)があります。ウメの()使(つか)って梅干(うめぼし)梅酒(うめしゅ)なども(つく)られます。(はな)(いろ)はふつう(しろ)ですが、(あか)やピンクなど300種類(しゅるい)以上(いじょう)(おお)くの品種(ひんしゅ)があります。ウメの(みき)にはウメノキゴケがよくつき風情(ふぜい)があります。
花が咲く時期
2~3月
実がなる時期
6月
分類:落葉小高木
2023.2.16 森林公園
ウメの花
2023.5.25 唐津市鳴神公園
ウメの実
2022.5.27唐津市七山藤川
ウメの葉
ウメの樹皮
ウメの冬芽

紅梅(23.2.12 小城公園)

つながってるいきもの

ウメエダシャク
ウメのべる有名ゆうめい昆虫こんちゅうひとつはウメエダシャクというガです。幼虫ようちゅうはウメのべるシャクトリムシです。成虫せいちゅう昼間ひるまウメのまわりをヒラヒラとゆっくりんでまわっています。むかしはそうおお昆虫こんちゅうではなかったのですが、近年きんねんにわえたウメなどでもよくかけられるようになりました。よくたガにトンボエダシャクがいますが模様もようちがいます。
ウメエダシャク成虫せいちゅう


アカイラガ(
幼虫ようちゅうおおきな突起とっきに、さら二次にじとげっていますが、イラガなかとげはかなりほそほうです。
アカイラガの成虫せいちゅう

アカイラガの幼虫ようちゅう

ウスアトキハマキ(

ウスクリモンヒメハマキ(

ウスバツバメ(
まゆしゅ葉脈ようみゃくうえかならつくるようです。からだまわりにいとってまゆ基礎きそつくり、それに体液たいえきましてかためます。表面ひょうめんには凸凹おうとつもろからかぶり、これには外側そとがわからにのみあないており内側うちがわかたからまもられています。
ウスバツバメの成虫せいちゅう

ウスバツバメの幼虫ようちゅう

ウスバツバメのまゆ

ウスバフユシャク(
ヤマウスバフユシャク、クロテンフユシャクにますが、本種ほんしゅ前翅ぜんし外横線がいおうせんゆるやかなカーブをえがきます。まったとき左右さゆうのどちらがうえになるかは、その都度つどわるようで、まってはいません。

ウチスズメ(

ウメスカシクロバ(

オオシモフリスズメ(
幼虫ようちゅうさなぎ成虫せいちゅうともきます(おとはっします)。

オオバナミガタエダシャク(
はる個体こたいなつ個体こたいよりあきらかに大型おおがた前翅ぜんし裏先端うらせんたん特徴的とくちょうてきしろもんがあります。ウスバミスジエダシャクにてはいますが、横脈紋おうみゃくもん状態じょうたいとく後翅こうし横脈紋おうみゃくもん本種ほんしゅでは一様いちようくろです。裏側うらがわ前翅ぜんし先端部せんたんぶ淡白色たんはくしょくもんがあります。前翅ぜんしなかの2ほんせん後翅こうしちかづいても平行へいこうです。

オオミノガ(

オビカレハ(
オビカレハの成虫せいちゅう

オビカレハの幼虫ようちゅう

カレハガ(幼虫ようちゅう

キマエアオシャク(

クスサン

クロシタアオイラガ(

コスカシバ(

コフキサルハムシ
メリケンなかちたのではないかと間違まちがうほど、からだしろこなかいっぱいついています。であまりさわるとしろこなれてくろ地肌じはだてきます。

イラガ(
幼虫ようちゅう肉質にくしつ突起とっきじょう多数たすう毒棘どくばりっており、接触せっしょく毒液どくえき注射ちゅうしゃ激痛げきつうあたえます。された部分ぶぶんあかれますが、3くらいなおります。カキの枝先えださきなどでかけられるしろっぽいまゆは、非常ひじょうかたく、くろ帯状おびじょう模様もようはいろいろがありますが、全体的ぜんたいてき褐色かっしょくのものもあります。
イラガの成虫せいちゅう

イラガの幼虫ようちゅう

イラガのまゆ

サクラケンモン()の幼虫ようちゅう
黒線こくせんくて環状かんじょう腎状紋じんじょうもんあわめにいています。

シロオビフユシャク(

strong>スモモキリガ(
はねふちくろ点々てんてんのこります。

チャミノガ(

ナミガタエダシャク(

ヒメシロモンドクガ(
幼虫ようちゅう毒針毛どくしんもうはありませんが、つよ接触せっしょくによりかる赤味あかみ、1時間じかん以内いないなおります。
ヒメシロモンドクガの成虫せいちゅう

ヒメシロモンドクガの幼虫ようちゅう

ヒメヤママユ(
中齢ちゅうれい幼虫ようちゅうまゆ先端せんたんするどとげち、接触せっしょくするといたみをかんじ、かる発赤はっせき丘疹きゅうしんしょうじます。短時間たんじかんなおります。
ヒメヤママユの成虫せいちゅう

ヒメヤママユの幼虫ようちゅう

ヒロヘリアオイラガ
おも市街地しがいち果樹園かじゅえんなどでられる外来種がいらいしゅです。幼虫ようちゅうかるさわっただけでします。かなりいたいです。幼虫ようちゅうはアオイラガにていますが、本種ほんしゅ幼虫ようちゅうは、背中せなか中央ちゅうおうほそ暗色あんしょく縦筋たてすじがあり、2れいぐらいまでは集団しゅうだん行動こうどうります。
ヒロヘリアオイラガの成虫せいちゅう

ヒロヘリアオイラガの幼虫ようちゅう

マイマイガ(
幼虫ようちゅうかおは(┃ω┃)。卵塊らんかいには産卵時さんらんじにメスがえたがあります。
マイマイガの成虫せいちゅう

マイマイガの幼虫ようちゅう

モモスズメ(
クチバスズメにていますが、前翅ぜんしいろあしいろ触角しょっかくふとさ(雌雄しゆう注意ちゅうい)、おおきさ、一番いちばん内側うちがわ横線よこせんはしかたなどで区別くべつできます。

モンシロドクガ(
幼虫ようちゅうきわめて多数たすう微細びさい毒針毛どくしんもうっていて、蕁麻疹じんましんのような皮膚炎ひふえんこします。かゆみはとてもつよ治癒ちゆやく10日とおかかかります。
モンシロドクガの成虫せいちゅう

モンシロドクガの幼虫ようちゅう

ヤツメカミキリ
成虫せいちゅうはウメやサクラのみきあつまりますが、ウメノキゴケのいろていて、なかなかつけにくいです。

ルリカミキリ
幼虫ようちゅうはこれらの生木なまき樹皮下じゅひした盛大せいだいべます。成虫せいちゅうはこれらの植物しょくぶつにとまり、主脈しゅみゃく裏側うらがわからべます。敏感びんかんですぐにんでげますがちかくにとまります。
ルリカミキリの成虫せいちゅう

ルリカミキリのあと

わかるかな?(3択クイズ)

問題です。

答え

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不正解ふせいかい
不正解ふせいかいです。
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