クスドイゲ | みんなの森プロジェクト

クスドイゲ

Xylosma congestum

ヤナギ科

クスドイゲ属

クスドイゲは、海岸(かいがん)近(ちか)くの森林(しんりん)に生(は)える木(き)です。若(わか)い樹木(じゅもく)の幹(みき)や枝(えだ)にはするどいトゲがたくさん出(で)ていて樹皮(じゅひ)がはがれ落(お)ちます。さわると痛(いた)くて木(き)に簡単(かんたん)には近(ちか)づけません。木(き)が大(おお)きくなるとそのトゲもなくなってきます。むかし「ハリネズミ」はクサフと呼(よ)ばれ、イゲはトゲのことで、クサフトゲが転(てん)じてクスドイゲになったと言(い)われています。花(はな)や実(み)は小(ちい)さくあまり目立(めだ)ちません。