スギ
Cryptomeria japonica
ヒノキ科
スギ属
スギの名前の由来は、幹がまっすぐに上に向かって伸びることから、“直木”と呼ばれ、それがスギになったと言われています。建築材や家具材として木材がたくさん使われるので、むかしから盛んに山に植えられてきました。佐賀県ではスギが一番植えられてます。とても長生きし大きくなる木で、鹿児島県の屋久島の縄文杉は樹齢数千年と言われます。また日本の木の中で一番背が高くなる木で、高さ50メートルを超えるものもあります。葉はチクチクします。
3月
10月
スギの雌花

つながってるいきもの
ヒメスギカミキリ
スギの間伐をして、木材をそのまま樹皮をむかないで放置しておくと晩春の頃にカミキリが集まってきます。オスは青緑色の翅を持ち、平べったい体でちょこまかとスギ材の上をメスを探してあるきまわります。メスは赤い翅をしており、樹皮の間隙に潜り込むようにして産卵します。新築の木造住宅でカミキリが出てくるのは、処理の悪いスギを使ったからです。
ヒメスギカミキリ成虫オス

ヒメスギカミキリ成虫メス

オオヨツスジハナカミキリ
リョウブやノリウツギなどの、林の周辺の花にやってきます。スギの放置した枯木にメスが産卵に来ます。黒と黄色の色彩はハチへの擬態と言われています。

クロカミキリ
灯火に集まる習性があり、マツ・スギ・ヒノキなど針葉樹の倒木などでよく見らます。

ケンモンキリガ蛾)

スギドクガ蛾)

ツマオビアツバ(蛾)

ニセオレクギエダシャク(蛾)
オレクギエダシャクとよく似ています。

マツアトキハマキ(蛾)

ムネアカクロハナカミキリ
平地から山地に見みられ、ガマズミ・リョウブなどの花にきます。よく似たクロハナカミキリは本州の高標高地から北海道に産します。

モモノゴマダラノメイガ(蛾)
モモノゴマダラノメイガの成虫

モモノゴマダラノメイガの幼虫

オオトビスジエダシャク(蛾)
ウストビスジエダシャクに似ていますが、本種の方が一般的に白いです。

やってみよう!

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