イイギリ | みんなの森プロジェクト

イイギリ

Idesia polycarpa

ヤナギ科

イイギリ属

湿(しめ)った場所(ばしょ)に生(は)える成長(せいちょう)が早(はや)い木(き)で、枝(えだ)は横(よこ)に長(なが)く張(は)り出(だ)します。樹皮(じゅひ)に皮目(ひもく)と呼(よ)ばれるぶつぶつの赤(あか)い斑点(はんてん)があるのが特徴(とくちょう)です。秋(あき)に赤(あか)く熟(じゅく)す木(き)の実(み)はブドウの房(ふさ)のようにぶら下(さ)がってつき、葉(は)が落(お)ちた後(あと)も枝(えだ)に長(なが)く残(のこ)ります。実(み)がきれいなので生(い)け花(ばな)や装飾(そうしょく)にも使(つか)われます。イイギリの名前(なまえ)は、葉(は)がキリの葉(は)のように大(おお)きくて、“飯(いい)”をこの上(うえ)にのせて食(た)べたことによります。