アカガシ
Quercus acuta
ブナ科
コナラ属
佐賀県(さがけん)では標高(ひょうこう)500~900mの高(たか)い山(やま)に生(は)えています。実(み)のドングリは2年(ねん)かかって成熟(せいじゅく)します。木材(もくざい)が赤(あか)いのでアカ、木(木)が堅(かた)いのでカシという名前(なまえ)がつきました。たいへん堅(かた)い木(き)なので、木刀(ぼくとう)やカンナの台(だい)の材料(ざいりょう)として使(つか)われます。木(き)が大(おお)きくなると樹皮(じゅひ)は剝(はが)がれ落(お)ちて荒々(あらあら)しさが感(かん)じられ、巨木(きょぼく)は“森(もり)の王(おう)”と呼(よ)ぶにふさわしい風格(ふうかく)が漂(ただよ)っています。
花が咲く時期
4~5月
実がなる時期
翌年11月
分類:常緑高木
2022.5.18 唐津市作礼山
アカガシの花
アカガシの実
2022.6.18 鳥栖市石谷山
アカガシの葉
2022.6.18 鳥栖市石谷山
アカガシの樹皮
アカガシの冬芽

若葉わかばをこすると小ちいさな毛けが粉状こなじょうになる。それが垢あかのようなのでアカガシと呼よばれる由来ゆらいになったとも言いわれてる。

つながってるいきもの

キリシマミドリシジミ
脊振山地せふりさんちの600m以上いじょうの高たかさのところに生はえるアカガシにはキリシマミドリシジミというチョウが住すんでいます。卵たまごで冬ふゆを超こし、新芽しんめの頃ころに幼虫ようちゅうがかえって柔やわらかい葉はを食たべ、7月がつ~8月がつになると成虫せいちゅうが見みられます。オスの翅はねの裏うらは白しろで表おもては金きん    緑みどり色いろですが、メスの裏うらは暗くらい模様もようが入はいり表おもては翅はねの中央部ちゅうおうぶが青あお紫むらさき色いろです。オスはアカガシの上うえを素す早ばやく飛とび回まわります。
キリシマミドリシジミ♀成虫せいちゅう

キリシマミドリシジミ♂成虫せいちゅう

キリシマミドリシジミ♂成虫せいちゅう

キリシマミドリシジミ卵たまご

シロスジカミキリ
日本産にほんさんでは横綱級よこづなきゅうの大おおきなカミキリムシです。捕つかまえると胸むねの部分ぶぶんを伸縮しんしゅくさせてギーギーと鳴なきます。昼間ひるまはアカガシやアラカシの梢こずえにいて枝えだや皮かわをかじって食たべていますが、夜よるになると幹みきまで降おりてきて樹皮じゅひを噛かんで傷きずつけ、そこに産卵さんらんします。一個いっこ産うんだら少すこし横よこに動うごいてまた産卵さんらんを繰くり返かえしますので、幹みきを横よこに取とり巻まいたような産卵痕さんらんこんが残のこります。
シロスジカミキリ成虫せいちゅう

シロスジカミキリ産卵痕さんらんこん

シロスジカミキリ幼虫ようちゅうの食害しょくがい

シロスジカミキリ幼虫ようちゅうの食痕しょっこん

アオセダカシャチホコ(蛾が)
名前なまえにアオとついていますが黄緑色きみどりいろで、黒くろいバツ印じるしが特色とくしょくです。

アカシジミ
九州きゅうしゅうの低ひくい山やまや丘おかではアカシジミはとても珍めずらしいチョウでした。しかし最近さいきんは所々ところどころで見みかけられるようになりました。幼虫ようちゅうはコナラやクヌギを食たべますが、炭すみを作つくるための林はやしの伐採ばっさいがなくなり、コナラが大おおきく育そだったからではないかと思おもわれます。5月がつ下旬げじゅんから6月がつにかけて成虫せいちゅうが発生はっせいします。午後ごご3時じから夕方ゆうがたにかけてコナラの樹上じゅじょうを活発かっぱつに飛とびまわります。
アカシジミ成虫せいちゅう



アトジロエダシャク(蛾が)
春はるにだけ現あらわれる蛾がです。

ウコンカギバ(蛾が)
ヒメウコンカギバに似にています。本種ほんしゅは翅頂しちょう 付近ふきんの紋もんが薄うすく、外横線がいおうせんも後翅こうし付近ふきんで濃こくならない傾向けいこうがあるのですが、解剖かいぼうしないと正確せいかくな区別くべつは難むずかしいです。
ウコンカギバ幼虫ようちゅう

ウコンカギバ成虫せいちゅう

ウコンカギバ蛹さなぎ

ウスクモエダシャク(蛾が)

ウスバミスジエダシャク(蛾が)
前後ぜんごの翅はねの横脈紋おうみゃくもんが4つの細長ほそながい目めのように見みえます。オオバナミガタエダシャクに似にていますが、横脈紋おうみゃくもんの状態じょうたい、特とくに後翅こうしの横脈紋おうみゃくもんが本種ほんしゅでは楕円形だえんけいの紋もんの中なかに細長ほそながい線状せんじょうの淡色部たんしょくぶがあります。裏側うらがわの前翅ぜんし先端部せんたんぶに淡白色たんはくしょくの紋もんがありません。

カギバアオシャク(蛾が)

カシコスカシバ(蛾が)

キクスイモドキカミキリ
カシ・シイ類るいなど多おおくの種類しゅるいの枯木かれきに集あつまり、灯火とうかにも飛とんできます。

クロモンキリバエダシャク(蛾が

strong>セダカシャチホコ(蛾が)
幼虫ようちゅうは糞ふんを投なげます。

ナミガタエダシャク(蛾が)

ムラサキトガリバ蛾が)
ニッコウトガリバに似にています。前翅ぜんし中央部ちゅうおうぶが白しろっぽい個体こたいも多おおいです。

やってみよう!


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わかるかな?(3択クイズ)

問題です。

答え
不正解ふせいかい
は不正解ふせいかいです。
不正解ふせいかい
は不正解ふせいかいです。
不正解ふせいかい
は不正解ふせいかいです。

佐賀とのつながり

鳥栖市(とすし)石谷山(いしたにやま)のアカガシの森(もり)
アカガシの大(おお)きな木(き)がたくさん生(は)えています。

唐津(からつ)曳山(ひきやま)取締会(とりしまりかい)の曳山(ひきやま)の里(さと)づくり(アカガシの森(もり)づくり)
唐津(からつ)くんちの曳山(ひきやま)修復(しゅうふく)に欠(か)かせないアカガシの木材(もくざい)確保(かくほ)のため、唐津市(からつし)七山(ななやま)の山林(さんりん)に、2018年(ねん)にアカガシの苗木(なえぎ)600本(ぽん)を植(う)えて育(そだ)てられています。

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