つながってるいきもの

モンキアゲハ
ハマボウは河口かこうにちかい川岸かわぎしや海岸かいがん沿ぞいに生はえているのが見みられ、暑あつい時期じきには茂しげって日陰ひかげを作つくるので、大型おおがたの黒くろっぽいアゲハチョウの仲間なかまが集あつまってきます。黒くろいチョウは暗くらい日陰ひかげにいると目立めだたないから鳥とりなどに食たべられないのです。特とくによく見みるのがモンキアゲハです。ハマボウの蜜みつも大好だいすきらしく、日陰ひかげに沿そって飛とんできているのをよく見みかけます。
モンキアゲハ成虫せいちゅう

カクモンノメイガ（蛾が）

チャミノガ（蛾が）

ヒメシロモンドクガ（蛾が）
幼虫ようちゅうは毒針毛どくしんもうはありませんが、強つよい接触せっしょくにより軽かるい赤味あかみが出で、1時間じかん以内いないに治なおります。
ヒメシロモンドクガの成虫せいちゅう

ヒメシロモンドクガの幼虫ようちゅう

フタトガリコヤガ
フヨウは人里ひとざとに植うえられ樹木じゅもくですので、大おおきな花はなはよく目めに付つきます。花はなは美うつくしいのですが、葉ははしばしば虫害ちゅうがいに会あってボロボロでみすぼらしかったりします。特とくに庭先にわさきや公園こうえんでこのようなフヨウを見みます。葉はを食たべたのはフタトガリコヤガというガの幼虫ようちゅうです。緑色みどりいろのスリムな幼虫ようちゅうで黒くろい小ちいさな点てんがたくさん見みられ、お尻しりの近所きんじょに赤あかいワンポイントがあります。
フタトガリコヤガ幼虫ようちゅう

モモノゴマダラノメイガ（蛾が）
モモノゴマダラノメイガの成虫せいちゅう

モモノゴマダラノメイガの幼虫ようちゅう

ワタノメイガ
成虫せいちゅうの翅はねは薄うすい黄色きいろの地ちに黒くろい筋すじや斑紋はもんが複雑ふくざつに絡からまった模様もようをしており、やや小型こがたのガです。幼虫ようちゅうはアオイ科かのワタ、フヨウ、ムクゲ、アオギリなどの葉はを筒状つつじょうに巻まいて潜もぐり込こみ、周まわりの葉はを食たべます。巣すを開ひらこうとすると大慌おおあわてで逃にげ出だします。日本全国にほんぜんこくに分布ぶんぷしていますが、寒さむい北海道ほっかいどうでは年ねん１回かい、九州きゅうしゅうなど暖あたたかい地方ちほうでは年ねん２回以上成虫かいいじょうせいちゅうが出でてきます。
ワタノメイガ成虫せいちゅう

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