オガタマノキ
Michelia compressa
モクレン科
モクレン属
オガタマノキは神事に使われるため神社によく植えられています。神を招く木と言われています。佐賀県では比較的に標高の低い山で見られ、大木に成長した木もあります。モクレンの仲間ではオガタマノキだけが常緑樹です。早春に香りのいい小さな花をたくさん咲かせてきれいです。めずらしいチョウであるミカドアゲハの幼虫はオガタマノキの葉を食べることで知られています。
3~4月
10月
2022.5.25 嬉野市唐泉山
つながってるいきもの
ミカドアゲハ
オガタマノキには南方系のミカドアゲハの幼虫がつきますが、北部九州では自生のオガタマノキは数が少なく、主に神社の神木のオガタマノキまたは公園などに植栽された北米原産のタイサンボクを食べて生きています。5月初めに羽化する数が最も多く、すぐに産卵された卵が成虫になる時期はばらばらで、夏を過ぎて翌5月まで蛹で眠っているのもいます。
ミカドアゲハ2齢幼虫

ミカドアゲハ3齢幼虫

ミカドアゲハ終齢幼虫

ミカドアゲハ成虫

ミカドアゲハ蛹

オガタマヒメハマキ(蛾)

コブシハバチ
成虫はほとんど見かけませんが、幼虫の食害が目立つのは5月~8月です。
コブシハバチの幼虫

ツマジロエダシャク(蛾)

ビロードハマキ(蛾)
オス、メスでは大きさや前翅の模様の白色が占める領域の大きさが異なります。幼虫越冬で、常緑樹の葉を合わせた中にいます。
ビロードハマキの成虫

ビロードハマキの幼虫

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