リョウブ
Clethra barvinervis
リョウブ科
リョウブ属
木の幹は樹皮がはげ落ちてまだらもようになるのが特徴です。森の中でもすぐに見つけることができます。春の若葉はご飯にまぜてリョウブ飯を作って食べれます。むかしは飢饉がきた時に備えて非常用の食糧として、この木を国家が法律によって栽培させていたほどです。夏に咲く花にはたくさんのチョウが蜜を吸いに訪れます。
7月
10月
2022.7.12 21世紀県民の森
2022.6.1 佐賀市三瀬村井手野
つながってるいきもの
ハナカミキリの仲間
リョウブは、クリの花が終わりノリウツギが咲き出すまでの間の7月から8月に咲く花で、長い花穂が次々に花を開くので、長期間いろいろな昆虫が来ています。特にカミキリムシの仲間がよく集まることが知られ、珍しいカミキリがリョウブの花にいたという例がたくさんあります。よく見られるのはオオヨツスジハナカミキリやヨツスジハナカミキリです。
ヨスジハナカミキリ

ウスキトガリヒメシャク(蛾)
地色が白く、前後翅の黒点が良く出ます。

オオヨツスジハナカミキリ
リョウブやノリウツギなどの、林の周辺の花にやってきます。スギの放置した枯木にメスが産卵に来ます。黒と黄色の色彩はハチへの擬態と言われています。

キドクガ(蛾)
キドクガの成虫

キドクガの幼虫

キンモンガ(蛾)

チャエダシャク(蛾)
幼虫は4~5月・成虫は11月に出現します。12月初旬に落葉樹の林で見ることが多いです。灯火にはあまり来ません。

ドウボソカミキリ
日陰のアジサイ類の枯れ枝から見<rtみつかります

トゲヒゲトビイロカミキリ
タブノキの伐採木に産卵したり、リョウブやアカメガシワの花に集まります。灯火にも来ます。

ナカオビアキナミシャク(蛾)

ナミコブガ(蛾)

ニンフハナカミキリ
リョウブ・ノリウツギなどの花に集まります。

ムネアカクロハナカミキリ
平地から山地に見みられ、ガマズミ・リョウブなどの花にきます。よく似たクロハナカミキリは本州の高標高地から北海道に産します。

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