5月
9月
ミズキの若い枝は赤い

つながってるいきもの
アゲハモドキ
7月頃にミズキの葉裏を探すと不思議なものが見つかります。白く細長く、角みたいなものがたくさん突き出ています。これはアゲハモドキというガの幼虫です。白い角は幼虫の分泌物です。8月になると成虫が見られますが、ジャコウアゲハにそっくりです。ジャコウアゲハは体内に毒を持つので鳥が食べませんから、それを真似してお腹までそっくりなのです。
アゲハモドキ成虫

アゲハモドキ成虫

アゲハモドキ幼虫

アゲハモドキ幼虫

毒があるジャコウアゲハ成虫

アトジロエダシャク(蛾)
春にだけ現れる蛾です。

キアシドクガ
近年特に見られるようになったのが6月頃ミズキやクマノミズキの枝先を集団で飛び回るキアシドクガです。昔はこのような現象は見た覚えがないのですが、今は、峠道などでミズキが生えているとよく見られます。まるでモンシロチョウが群れ飛んでいるかのようです。成虫は純白の翅を持ち、脚に黄色い毛が生えているのですぐに見分けが付きます。
キアシドクガ幼虫

キアシドクガ成虫

アオバシャチホコ

アカハラゴマダラヒトリ(蛾)
翅がちょっと黄色みがかっていれば近似種のキハラゴマダラヒトリです。春は翅の黒点が少なめになります。

アメリカシロヒトリ(蛾)

キバネニセハムシハナカミキリ
春から初夏にかけて、カエデ・ハイノキなどの花に集まります。

キバラエダシャク(蛾)

キムジシロナミシャク(蛾)

スギタニルリシジミ
深い山の渓流沿いに見られますが生息地は限られています。オスは河原などで集団で吸水します。佐賀県では多良岳が有名です。北海道亜種、本州亜種、九州亜種の3亜種に分かれています。

ナガトガリバ(蛾)

ハミスジエダシャク(蛾)
低丘陵地で見られる個体は黒っぽく、寒冷地に行くと白い個体が増えます。

ヒトツメカギバ(蛾)

ヒメヤママユ(蛾)
中齢幼虫と繭は先端の鋭い棘を持ち、接触すると痛みを感じ、軽い発赤や丘疹を生じます。短時間で治ります。
ヒメヤママユの成虫

ヒメヤママユの幼虫

フタテンシロカギバ(蛾)

マダラカギバ(蛾)

ルリシジミ
各種の花に来るほか、オスは路上で吸水します。近年は北上種のヤクルリシジミのほうがよく見かけられます。
ルリシジミの成虫


ルリシジミの卵

ルリシジミの幼虫


やってみよう!




