マテバシイ
Lithocarpus edulis
ブナ科
オニガシ属

秋に実るドングリは大きく、熱を通せば食べられます。お芋みたいな味がします。食べ物が今のように豊かでなかった時代には、ドングリは人間の貴重な食糧でした。葉はかたくて大きいです。

6月

翌年9月





佐賀とのつながり
つながってるいきもの
ムラサキツバメ
排気ガスに強いので沿道沿いに植えられるマテバシイと温暖化で北へ広がっているのがムラサキツバメです。越冬した成虫は伸び始めたばかりの芽に産卵。幼虫は柔らかい葉を食べ、アリに守られながら成長し、地面に降りて枯れ葉などで蛹になります。幼虫は硬い葉は食べられないので、脇芽などの不定期な芽が出るのを利用して何度か世代を繰り返します。
アリと共生するムラサキツバメの幼虫
ムラサキツバメの幼虫の食痕が残るマテバシイのヒコ生え
ムラサキツバメ成虫
ムラサキツバメ成虫
ムラサキツバ成虫
ムラサキツバメ前蛹
ムラサキツバメ蛹
羽化したばかりのムラサキツバメ成虫
あそんでみよう
マテバシイのどんぐりでねずみをつくってみよう!
マテバシイのどんぐりは、虫もつきにくいので工作にはおすすめのどんぐりです。木によってずんぐりむっくりしたものや、細長いものなど、大きさもかたちも様々です。色々な形のどんぐりを集めてどんぐりに顔を描いたり、ねずみの家族をつくってみてもおもしろいですね!
食べてもおいしいマテバシイ
ほとんどのどんぐりはあく抜きをしないと食べることできませんが、マテバシイはあくが少なくフライパンで炒ってそのまま食べることができます。どんぐりの殻をむいて、フードプロセッサーなどで粉にしバターや砂糖を加えてどんぐりクッキーにしてもおいしく食べられますよ。たくさん集めてどんぐりクッキーもつくってみてね!