ハンノキ
Alnus japonica
カバノキ科
ハンノキ属

湿った土地によく生える木です。水田のあぜに植えて刈り取った稲をかける支柱として使われていました。根には根粒菌を持っており、やせた土を栄養豊かな土にかえる役目もします。若葉はミドリシジミの幼虫など昆虫が好みます。

3月

10月





佐賀とのつながり
つながってるいきもの
ミドリシジミ
マニアはこぞって集めたがるグループのチョウにミドリシジミの仲間がいます。一般にはゼフィルスと呼ばれているグループで、北方の起源ですから卵で越冬し年に一度成虫が出ます。だいたいオスはメタリックな緑色の翅を持ち、メスは赤、青、あるいは両方の部分があります。ハンノキを食べるこのミドリシジミは九州では中部九州の高所にしかいません。
ハンノキに産れたミドリシジミの卵
ミドリシジミのメス成虫