アカメガシワ
Mallotus japonicus
トウダイグサ科
アカメガシワ属

日当たりのよい場所でふつうに見られる木です。森林が伐採され、日差しが当たるようになると最初に現れる木でもあります。芽と若葉の色が赤く葉の形がカシワの葉に似ていることから、アカメガシワという名前がつきました。若葉が赤いのは有害な紫外線を防ぐための工夫です。むかしはこの葉に食べ物を盛って使かってたそうです。

6月

9~10月






若葉の色が赤いことから「アカメガシワ」の名前がついた。
つながってるいきもの
アリとの共生
若い葉では葉の縁や葉の付け根にはアリのために蜜を出す蜜腺があり、甘いものが大好きなアリが集まっています。アリは餌場にくる他の昆虫にすぐに噛みつきます。蜜腺にアリがいたら、葉を食べたいガの幼虫などはそこを通り抜けることができずに、葉を食べることができません。植物は蜜を出すことでアリに葉を守ってもらっています。頭がいいですね。
散在する蜜腺に集まるアリ
蜜腺に集まるアミメアリ
蜜腺に集まるシリアゲアリ
蜜腺に集まるヒメアリ
キバネニセハムシハナカミキリ
春から初夏にかけて、カエデ・ハイノキなどの花に集まります。
クスサン蛾)
トゲヒゲトビイロカミキリ
タブノキの伐採木に産卵したり、リョウブやアカメガシワの花に集まります。灯火にも来ます。
ニトベミノガ(蛾)
ハミスジエダシャク(蛾)
低丘陵地で見られる個体は黒っぽく、寒冷地に行くと白い個体が増えます。
ヒロヘリアオイラガ蛾)
主に市街地や果樹園などで見られる外来種です。幼虫は軽く触っただけで刺します。かなり痛いです。幼虫はアオイラガに似ていますが、本種幼虫は、背中中央に細く暗色の縦筋があり、2齢ぐらいまでは集団行動を取ります。
ヒロヘリアオイラガの成虫
ヒロヘリアオイラガの幼虫
フタオビミドリトラカミキリ
マテバシイをはじめ各種の広葉樹の伐採木に集まるほか、各種の花にもきます。沿海性のカミキリです。
ヘリスジナミシャク蛾)
モモノゴマダラノメイガ(蛾)
モモノゴマダラノメイガの成虫
モモノゴマダラノメイガの幼虫
ヨツキボシカミキリ成虫
ヨツモンマエジロアオシャク(蛾)
やってみよう!

不正解
は不正解です。

不正解
は不正解です。

不正解
は不正解です。