アカマツ
Pinus densiflora
マツ科
マツ属

木の幹の色が赤いのでアカマツとよばれています。アカマツは山に、クロマツは海に近いところに生えています。やせ地でもよく育つ木で、元気なアカマツの森にはマツタケができます。マツタケはアカマツの根と共生しています。燃やすと火力が強いので、有田町などの焼き物づくりの燃料としてたくさん使われていました。またこの木でタイマツが作られていたので漢字では松明と書きます。

4月

10月





佐賀とのつながり
つながってるいきもの
マツノマダラカミキリ
外国から輸入された材木について日本へ入ってきたマツノザイセンチュウが、もとからいたマツを食べるマツノマダラカミキリの生態に乗っかってマツの木の中に入り込み、次々に松林を枯らしています。アカマツもクロマツも松枯れ病にかかり、海岸の美しかった松林などで多くのマツが枯れてしまうなど、被害は全国に広がって大変なことになっています。
枯れ始めたアカマツ
枝をかじるマツノマダラカミキリ
樹皮下に見られる幼虫の食痕
切り倒された被害木