シダレヤナギ
Salix babylonica L.
ヤナギ科
ヤナギ属
むかし中国から日本に入ってきた木です。枝が垂れ下がる柳なのでシダレヤナギと呼ばれています。枝葉は細長く風情があり、柳眉(女性の細い眉)、柳腰(女性の細い腰)など美しいことの比喩に用いられます。都会の水辺や水路沿いに並木があります。シダレヤナギには幽霊のイメージがありますが、夜風に揺れる枝がそう見えたのでしょう。佐賀県にはシダレヤナギが2種類あると言われています。
3月
4月
つながってるいきもの
アカイラガ(蛾)
幼虫は大きな突起に、更に二次の刺を持っていますが、イラガ科の中で刺はかなり細い方です。
アカイラガの成虫

アカイラガの幼虫

イタヤカミキリ
幼虫はヤナギ・ヤマハンノキ・イタヤカエデ・カツラなどの材内を加害します。通常は2年1世代です。成虫は生きた立木の樹皮を縦に長くかみ切り、特徴的な産卵痕を作り、一箇所に多数産卵します。

ウスバカミキリ
昼間は食樹の洞や樹皮の下に潜み、夜間は歩き回って活動します。灯火にも飛来します。
ウスバカミキリの成虫


ウスバカミキリの食害を受けたシダレヤナギ

ウチスズメ(蛾)

クロマダラエダシャク(蛾)

クワゴマダラヒトリ(蛾
クワゴマダラヒトリの成虫

クワゴマダラヒトリの幼虫

クワゴモドキシャチホコ(蛾
クワゴにいているという意味でつけられた名前です。しかしクワゴは翅を開いてとまり、クワゴモドキシャチホコは翅を屋根型にたたんでとまります。

イラガ(蛾)
幼虫は肉質突起上に多数の毒棘を持っており、接触時に毒液を注射し激痛を与えます。刺された部分は赤く腫れますが、3日位で治ります。カキの枝先などで見かけられる白っぽい繭は、非常に硬く、黒い帯状の模様はいろいろがありますが、全体的に褐色のものもあります。
イラガの成虫

イラガの幼虫

イラガの繭

ゴマダラカミキリ
生木の幹に傷をつけて産卵します。幼虫は木の内部を食べるため、ミカンなどの果樹では被害が大きいです。
ゴマダラカミキリの成虫

ゴマダラカミキリがつけた木の傷

やってみよう!

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